紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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日々紋次郎「市川監督の自筆」

日々紋次郎「市川監督の自筆」

日々紋次郎「市川監督の自筆」
小ネタでござんす。
あっしの住まいの近くにある神社の話でござんす。

日々紋次郎「市川監督の自筆」


由緒正しい神社で、あっしも初詣の時はいつも訪れるんでござんすが、大きな絵馬堂がありやす。
何気なくグルリと見回しやすと、「ん、あれ、こんな所に……?」

日々紋次郎「市川監督の自筆」

今まで全く気がつかなかったんでござんすが、「市川 崑」のお名前があるではござんせんか!
それも自筆で!
市川監督が書かれる字は独特で、とても「可愛い」字を書かれやす。
そこには「静謐」と書かれておりやした。この神社の印象を表しておられるんでござんしょうか。
しかしその言葉通り。訪れる人も少なく針葉樹の林に静かに鎮座する様は、まさに「静謐」。

日々紋次郎「市川監督の自筆」

後で調べてわかったんでござんすが、「天河伝説殺人事件」1991年作、角川映画で推理小説「浅見光彦シリーズ」の唯一映画化された作品のロケ地だったんでござんすねえ。ちなみにこの2年後「帰ってきた木枯し紋次郎」が公開されやした。

日々紋次郎「市川監督の自筆」

「天河伝説……」では、この地は奈良県吉野郡天川村の「天河神社」とされておりやす。
実際あっしはこの「天河神社」を訪れたことがあるんでござんすが、その時はちょうど「おんだ祭(お田植え祭)」が執り行われておりやした。
厳かな雰囲気の中、お田植えが行われるのを神聖な気持ちで見させていただきやした。
ご祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)で辨財天様。芸能の神様ということで、芸能人がたくさん訪れておりやす。

日々紋次郎「市川監督の自筆」

以前テレビでその映画を観た記憶があるんでござんすが、映っていた蔵はもう建て替えられておりやす。
当時はそういや古くて、白壁ももっとくすんで痛んでおりやした。
どこでこの地をお聞きになったのかはわかりやせんが、奈良県の山奥の神社として、地元の神社が市川監督のお眼鏡にかなったというわけで……。ちょいと誇りに感じやす。
撮影時は、全く知らないままであったことが残念でござんす。

日々紋次郎「市川監督の自筆」

巨匠、市川監督が身近に感じられた次第でござんした。

へい、御免なすって。

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Re: 日々紋次郎「市川監督の自筆」

こんばんは♪

へえ~そうだったんですね。
映画も観て、VHSも持ってます。
「平成の金田一」というキャッチコピーではなかったですか。
てっきり、奈良県吉野村の「天河神社」と信じて観ていました。
市川崑の様式美が溢れていましたね。

ちなみに、「どら平太」も好きです。
金田一シリーズから市川映画に嵌りました。
焼き直しの「犬神家~」は、いただけませんでしたが(笑)

いつもありがとうございます。
では、又♪

Re: 日々紋次郎「市川監督の自筆」

ぶんぶんさま、コメントをいただきありがとうございます。

作品、ご存知なんですね。
ロケ地として、天川村までは遠いし山奥ですので、敬遠されたんでしょうか。
この地には洞川温泉があり、いい温泉でノンビリできます。

市川監督が地元に来られたというだけで、誇りに思いますね。ロケハンにも来られたのでしょうか。

私も「どら平太」が好きです。
映像が美しく、オシャレでした。
役所さんの、すっとぼけた感じでいながら大物ぶり……魅力的でした。

「盤嶽の一生」も好きです。盤嶽のキャラクターは紋次郎と正反対で、面白いですよね。
洗練された映像作りは、とてもテレビ番組とは思えないぐらいの完成度だったと、今見ても感じます。

  • 20111013
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 日々紋次郎「市川監督の自筆」

『天川伝説殺人事件』というとあの主題歌『二人静』が印象に残っています。中森明菜さんの特別ファンというわけではなかったのですが、

 添い寝して 永遠に抱いていてあげる
 いい夢を見なさいない うたかたの夢を

 という部分がとても好きです(笑)。さすが松本隆さんです。
『荒野の七人』という映画で、集まった七人のガンマンたちのなかに一人だけ、六人は貧しい農民のためではなく、隠された黄金のために銃をとったと信じて疑わない人物ができてます。最後撃たれて戦死するわけですが、そのとき主人公が、
「黄金の夢を見ろ」
 と囁きます。ぼくにとってはあの場面がなぜか浮かんでくる歌詞です。
 ときに『天川伝説殺人事件』は浅見光彦ですが、榎木孝明さんの浅見光彦が一番似合ってましたね。その前に右京さん――水谷豊さんも演じていて、こちらも好きでしたが、イメージにぴったりだったのはやはり榎木さんだったという気がします。
 でも本当にイメージにピッタリなのは、作者の内田康夫先生だという気もします。
 
 ちなみに、ぼくも天川に行ったことがあるのですが、いいところですね。

Re: 日々紋次郎「市川監督の自筆」

le_gitanさま、コメントをいただきありがとうございます。

浅見光彦シリーズの映画化は、これ1本だけなんですね。テレビドラマでは、たくさん浅見さんが登場しましたね。
私も榎木さんが、一番しっくりしていると思います。

天川はこの前の雨台風で、被害に遭っているのではないでしょうか。
吊り橋や鍾乳洞、紅葉の頃は幽玄美を味わえる場所だと思いますが、今はどんな感じになっているのでしょうか。

また訪れたいところの一つです。

  • 20111015
  • お夕 ♦wikz35BA
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