紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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日々紋次郎 「今日は何の日?!」

日々紋次郎 「今日は何の日?!」

日々紋次郎 「今日は何の日?!」
新年、明けましておめでとうございます。

昨年、おいでいただいた方、またコメントをいただいた方、ありがとうございました。
いろいろな方からお教えいただいたり、励ましていただいたり、とても嬉しかったです。
お礼を申し上げます。
新しいファンの方々ともご縁ができ、楽しく充実した1年でした。
亀の歩みのごときスローペースの更新ですが、本年もよろしくお願いいたします。

日々紋次郎 「今日は何の日?!」


さて、今からちょうど40年前の今日、1月1日に「木枯し紋次郎」が初放映されました。
そうです、今年は40周年です!
これを記念して……という動きがあっても良さそうなんですが、ありませんね。
残念です。

それにしても当時、深夜枠といえ元日の番組として、よく放映されたものだと思います。
内容が暗すぎるということで、放映順番が変えられたというのは有名な話ですが、今までの時代劇とはあまりに違うスタンスです。
では、当時どんな番組がお正月に放映されていたのでしょうか。

40年前のお正月にどんな番組があったか、少し調べてみましたところ、「新・平家物語」が引っかかりました。
大河ドラマの10作目で、1月2日から放映が開始されました。
私は観ていなかったのですが、清盛役が仲代達矢さんだったんですね。

ここでやっとつながりが出てきました。今年の大河ドラマ「平清盛」と、奇しくもかぶるんですね。
40年後の清盛は松山ケンイチさんです。時代は変わったという印象を受けますね。

日々紋次郎 「今日は何の日?!」

さて敦夫さんがらみでいきますと……。
はい、今回の大河では清盛の祖父、平正盛役でご出演されます。やっとここにたどり着きましたか、といった感じですみません。

ロケ地での収録風景をテレビで見ましたが、馬上での姿は実に堂々とされていて、さすがでした。
正盛の息子、平忠盛役に中井貴一さん。なるほど中井さんと敦夫さん、お顔立ちのジャンルでいきますと同系列(笑)と言えます。
納得です。
放映が待ち遠しいところです。

敦夫さんの大河ドラマ出演といえば、「春の坂道」(1971年)での石田三成役。このときは「あまり早く殺すな」という、女性ファンの投書がNHK宛にたくさん届いたとか……。それで収録が伸びてしまって、ちょっと困ったという逸話があります。(ギャラが少なかったそうで、早くやめたかったとか)
しかしこの小さなブームが、後の「紋次郎」抜擢につながったのです。

当時の電通ラジオ・テレビ局室長の松前洋一氏が、「木枯し紋次郎」TV化の環境整備を任されていて、石田三成役の敦夫さんに注目していたのです。
市川監督は大河ドラマを観ておられなかったのですが、喫茶店で敦夫さんと初めて出会い、即決されたという訳です。
大河ドラマ出演が、紋次郎との縁結びの緒だったとも言えます。やはり「大河ドラマ」は侮れません。
ということは、出演者の中の誰かが、未来の紋次郎を演じるかもしれません(笑)。
なんだかそんな予感がします?!

という初夢でもみたいなあ、と思った次第です。

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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

明けましておめでとうございます。

忘れもしません。
40年前の今日。

事前に「新年から木枯し紋次郎」と新聞のガイドが有り、「これ、隠密道中の竜軒さんじゃないの」と思っておりました。
両親が大の時代劇ファンだったお陰で、この記念すべき第一話を見ることができました。

まずOPの「誰かが風の中で」で仰天しました。
時代劇にフォークギターが!
当時、フォークシンガーはテレビに出ないことを身上としていたので、ラジオでしか聴けないと思っていたフォークがテレビで、それも時代劇で聴けるとは、思ってもおりませんでした。
その歌詞も、今まで知っていた時代劇の歌詞とは全く違う。

そして、ドラマの内容。
もう完全にワシ掴みにされ、憧れ、「大人になるんだったら、こんな大人になろう」と目標にしてしまいました。

あれから40年。
大学を出ても企業に属さず、フリーランスで生きていくことは出来ましたが、自由とは引き換えの辛いこともあるのが現実なんですね。(笑)

去年の記事というか、数時間前のコメントなんですが、紋次郎の出生年。
「赦免花」では『天保6年に30歳』とあるので、数え年として1806年生まれ。
小説版・帰ってきた木枯し紋次郎「生きている幽霊」では『天保10年に28歳』と変わっており、数え年で1812年生まれ。

映画版「帰ってきた木枯し紋次郎」は弘化3年(1846年)の出来事なので、それまで発表されていた赦免花説でいくと、紋次郎数え41歳の出来事です。

その後に書かれた小説版・帰ってきた木枯し紋次郎「生きている幽霊」では映画版の事件の3年後の出来事として、この映画との年号もあわせてあります。
となると、この時点で紋次郎は44歳ということになります。
なのにここでは出生年が変えられ、38歳にされている。

このことを私は、作者のうっかりミスかなと思ってたのですが、「40歳という年齢を節目として、それに直面する紋次郎を描きたい」との想いから、故意に出生年を変更したのでは、と思えてまいりました。

ではあらためて
「紋次郎さん、生誕200年、おめでとうござんす!」

  • 20120101
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

明けましておめでとうございます。

昨年は紋次郎に関していろいろとお教えいただきましてありがとうございました。
本年も深い洞察力に満ちた紋次郎考をご披露いただきますようお願い致します。

ほんと、シリーズ復活してほしいですね。
亀梨くんあたりでも雰囲気が出るのでは・・・
(妖怪人間ベムの世界に影響されたかな 笑)

本年もよろしくお願い致します。

Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

お邪魔致しやす。

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

あれから40年ですか。
随分と月日が経ったもんです。

以来、敦夫さんは幾つもの役を演じて
人間としての貫禄も増して
平正盛役となられたのですね。
良い歳の取り方をされてます。
そう考えると年を重ねるのも悪くないなと
思うのであります。

おまけ
お夕さんは初詣には行かれましたでしょうか?
静岡市羽鳥に「木枯神社」があります。
京都太秦にも木枯神社なるものがあるそうですが。
いつか行こうと思ってます。

Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

TOKIさま

新年明けましておめでとうございます。
本年も変わりませず、おつき合いくださいませ。

40年前の出会いを、鮮明に覚えていらっしゃるんですね。
インパクトの強さがわかります。

私は従姉妹に教えられてから見始めましたので、初回は見ておりません。
TOKIさんは「こんな大人になりたい」と思われたようですが、私はまさに「一目惚れ」でした。
40年前の一目惚れが、今も続いているわけですから、我ながら大したものです。

紋次郎の出生についてはいろいろと説がありますので、特定できませんね。
オムニバスが基本ですから、それはそれでいいのかなあ、と思ったりもします。
笹沢さんも、こんなに長い連載になるとは思っておられなかったでしょうから、予想外だったのかもしれません。

ということで
「紋次郎さん、生誕大体200年おめでとうございます!」

  • 20120101
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

ぶんぶんさま

新年 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

シリーズが復活されたら、若いファンも増えるでしょうかね。
キャスティングが課題でしょうが、ストーリーも大事。殺陣にカメラワーク、ロケ地探しも大変でしょう。

妄想ですがワクワクします。
いつか実現される日を楽しみにしたいです。

  • 20120101
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

桐風庵さま

新年 明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

40年間と言えば長いですが、「思い」というものは、一瞬にしてその当時に帰ることができます。

当時の敦夫さんの素敵さは言うまでもありませんが、2年前の講演会でお出会いしたときは圧倒的な魅力を感じました。
明らかに、一般人とは違うオーラがありました。
いろんな経験をされてきた貫禄や、人間性の厚みというのでしょうか。
若い人には、絶対身につけられない魅力だと思いました。

私もそんな熟成された人間になれればいいなあ、と思います。間違っても、古くなって腐敗しないようにしたいものです(笑)。

「木枯神社」
初耳です。響きがいいですねえ。
私もいつか行ってみたいです。
情報ありがとうございました。

  • 20120101
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

昨夜、40年前と同じ時刻に「川留めの水は濁った」を鑑賞しました。
そして、勢いで「地蔵峠」「甲州路」まで観てしまいました。

しょっちゅう観てるのですが、やはり記念日という心積もりがあると、当時、どこがかっこよく思えたのか、色々と思い出してまいりました。

紋次郎の「後ろ髪」にも憧れたのでした。
当時、男の長髪は社会に浸透し始めてましたが、風当たりが強く、私もそんなにかっこいいとは思っておりませんでした。
が、紋次郎の後ろ髪は、どこがどうだからかは巧く説明できませんが、とにかく「かっこいい」と感じ、自分もああしたいなと思ったのでした。

そして、あの音楽と風景で、小学校の時の国語の教科書「広重」の解説に有った「人と自然がしっとり調和している」とはこのことだったんだ、と再認識したのを思い出しました。

もはや紋次郎の年齢を2回り近く追い越してしまいましたが、13歳当時の憧憬の対象をあらためて認識しました。

また、パブロフの犬のごとく「桃屋のイカの塩辛でお茶漬け 日本人に生まれて良かった」「バリ島 ガメラン音楽 咳・声・喉に 浅田飴」も蘇ってまいりました。(笑)

  • 20120102
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

TOKIさま、コメントをいただきありがとうございます。

伝説の市川 崑監督作品を、三連チャンで鑑賞されたんですね。
正しい40周年の過ごし方だと思います(笑)。ご立派です。

私はひとり、升酒で祝杯をあげ、次回の記事のため原作を読んでおりました。
いつもながらアルコールが入ると、文章がグダグダになってしまいます。
紋次郎サンは酒を口にされませんのに、不届き千万な我が身です。

紋次郎サンのヘアスタイルは仰るとおり、ステキだと思いますね。
月代を綺麗に剃ったものや、河童みたいに(笑)毛をピンピンと伸ばしたものでなく、地毛を使っているのがイイです。
後ろ髪の地毛が見えるところも、何か自然でかっこよかったですね。

TOKIさんは、紋次郎ワールドから日本の風景美に目覚められ、芸術の域にまで高められたんですよね。
言い替えれば紋次郎サンが、TOKIさんの血となり肉になったとも言えます。

それを思うと40年前の1月1日は、現在ここに存在されるTOKIさんの誕生日なのかもしれませんね。

  • 20120102
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

あけおめでございます。
昨年は拙ブロにお越しくださいましてありがとうございました。
「紋次郎研究のプロ」の方にはお恥ずかしい内容で恥じ入っております(汗)

またジャンハムでも見に来てくださいね~。
あほな写真をまたどんどんアップしていきます~。
も~、おバカがかわいいですよね~。

ところで・・・ちょっと思うのですが、
俳優さんってはまり役があるといつまでもそのイメージで見られるのがイヤだとおっしゃる方が多いですよね。ご本人はいろんな役を演じて行きたいのにって。
中村敦夫さんもきっといつまでも紋次郎のイメージで見られるのはイヤだって思われてたのかもなあ、と思ったりします。
もちろん他にもホントにいろんな役をされてるし、一時ハードボイルドな報道番組も担当されてましたよね。
だから見る側だって紋次郎しかないという見方はしていないとは思うのですが
実際ご本人さんはどうお思いなのかなあ~・・とか思います。
少し前に石坂浩二さんが「犬神家の一族」のリメイクで再び金田一耕助に扮されて、
”石坂耕助”大ファンの私には嬉しい限りだったのですが、
敦夫紋次郎再び!なんてことは期待していいのかなあ・・・とか思ってもしまいます。
敦夫さんご自身は紋次郎のこと、今はどうお考えなんでしょうかね?

それはそれとしまして、40周年・・・・
・・・・・・・なんかあるといいですね!!

  • 20120103
  • ちゃちゃ ♦-
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

ちゃちゃさま、コメントをいただきありがとうございます。

私たちは「紋次郎」がはまり役だと思っていますが、ご本人はそうは思っておられなかったようです。
しかし紋次郎で知名度が一気に上がり、その後の人生を左右したことは確かでしょうね。
彼はよく自分を、「出がらし紋次郎」と呼んで笑いを誘っています。
しかし、ご本人がどうであれ、彼しか紋次郎は考えられないと思う人は多いでしょう。
中村敦夫≧紋次郎でしょうか(笑)。

もっとも敦夫さんはマルチな方ですから、俳優という肩書きだけではおさまりきれないでしょうね。

石坂耕助派でいらっしゃる……。
私も石坂さんが、一番ピッタリだと思います。(原作とは随分違いますが……)

はまり役で飛躍される俳優さん、つぶされる俳優さん……それぞれでしょうが、それもその方が持って生まれた運命なんでしょうね。

からみにくい拙ブログですが、またおいでくださいね。
本年もよろしくお願いします。

  • 20120103
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

お夕さま、あけましておめでとうございます。
年末には嬉しいお言葉をいただき
ありがとうございました!

そして2012年と言えば…そうですそうです、
今年の大河で敦夫さんのお姿を拝見できますね!
今回は実力派揃いでとても楽しみにしています。

こういった作品から新・紋次郎が飛び出したり、
逆に若い人たちが現在の名優たちの
過去の作品に興味を持ったり。

大河ドラマはそんな場だといいなと思っています。

なんだか大河な話題になってしまいましたが
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

  • 20120103
  • ナラリーノ ♦SJMMuUIM
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

ナラリーノさま
新年 明けましておめでとうございます。

大河ドラマ50年目の作品なんですね。
敦夫さんのお姿も楽しみですが、野性的な清盛も見所がありそうで、期待しています。
ナラリーノさんもまた、レビューを書かれるんでしょうか?

大河ドラマは、実にたくさんの出演者がありますが、その中できらりと光る人を探すのが楽しいですよね。
今回はどうでしょうか。

本年も宜しくおつき合いくださいね。

  • 20120103
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

こんばんは♪

どのエピにコメントしようかと悩みここにしました。
いえ、紋次郎と関係ないことですので、コメントしようがないのですが・・・

実は、ず~と考えている事がありまして・・・
市川昆監督の映画で、あわてて部屋を出るシーンで、出た後「バシッ」とふすまを閉めると、袂の隅がふすまに挟まれる。
一拍置いて、「スッ」と袂が向こう側に抜かれる
というシーンです。
時代劇のみならず、現代劇でも見かけます。
どら平太や金田一さんでもありました。
これって、「お約束」のシーンなのかなあと、考えた次第です。
市川映画を全て観ることは出来ませんが、気にするようになってしまいました。
「その木戸を通って」でも、ありました・・・

お夕さんもご記憶があるかと思い、しょうもないコメントをしてしまいました。

では、又♪

Re: 日々紋次郎 「今日は何の日?!」

ぶんぶんさま、コメントをいただきありがとうございます。
お返事が遅くなりまして、すみません。

おっしゃるシーンは、私も気になっていました。

「犬神家……」での女中のはるさんが、襖を閉めて……のシーンですね。旧も新も同じシーンがあったように記憶しています。
「どら平太」では、浅野ゆう子さんで同じシーンがありましたね。
「その木戸を……」は未見なんですが、同じシーンがこちらでもあったんですね。

市川監督のこだわりなんでしょうね。
洋室のドアではできませんね(笑)。

出て行った後の余韻を感じますね。
このシーンは、市川監督が意匠権を持っていらっしゃるのでしょうか(笑)。

  • 20120109
  • お夕 ♦wikz35BA
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