紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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“紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

“紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

“紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」
この2年ほど、室内履きはスリッパではなく「草履」を使用しています。以前は稲藁で編まれた草鞋でしたが、フローリングの床に藁クズが落ちると、一家の者が不平を言い出したため、畳いぐさの草履になりました。

鼻緒は、足の裏に力が入って実にいいですね。当然、靴下は「タビックス」。
これまた快適であります。足裏全体で足元が固められるといった感じです。職人の方が地下足袋を愛用される意味がよくわかります。
真夏は裸足に草履ですので、気持よさ抜群です。
日本人は文明開化以来、靴下と靴の生活が始まり、徐々に主流を占めてきました。しかし今一度、裸足と草鞋、足袋と草履の生活を振り返ってもいいのではないでしょうか。

と、ここまで書いていて思い出しましたっ!私の小学生時代の運動会を……。今のようなトレーニングシューズなんて代物は当然ありません。運動靴?!……いやいやそれよりもっと古い言い方、「ズック」。ああ、懐かしい響きです。

紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

普通はズック靴で通学していたのですが、運動会本番のときだけは「スッポン足袋」というものを履いておりました。
真っ白な布製の足袋で、ちゃんとコハゼもついていて、底が少し丈夫に作られていました。裸足にそのスッポン足袋なるものを履き、走るのです。
これがまた足にフィットして、なんだか速く走れるような気がするんですね。今のように、靴紐で調節できないズック靴でしたから、走ると脱げてしまうことが多々あり……何でも大きめのものを成長期は身につけておりましたから。
それにズック靴の裏はゴム底でしたが、溝が申し訳程度に波々模様にあるだけ。すり減ると、コーナーではズルッとすべるんですね。その点スッポン足袋はすべりませんし、指先に力が入り踏ん張れます。ただ難点は耐久性。布ですから、半日で底が破れてダメになってしまいますので、2足は購入しました。
練習中は履かず、運動会当日だけの本番使用となるんですね。

運動会が近づくと、町のくつ屋さん……というより「履き物屋さん」のワゴンの上に、スッポン足袋が一年に一度並びます。母親といそいそと買いに行ってサイズを言うと「八文半ぐらいやねえ。」とか言われたりして……。懐かしいです。

運動会が終わり、祭の後のような一抹の寂しさ、少し肌寒い夕方の秋風(昔の運動会は10月の中旬頃でした)、そして運動場のあちこちに、何足も脱ぎ捨てられた穴の開いた薄汚れたスッポン足袋……。
郷愁を誘いますねえ。
ちなみに、私の使用期間の後半は、改良されて底がゴム製になり、耐久性も上がったように思います。

でもこの「スッポン足袋」、ご存知の方はおられるんでしょうか?さすがにもう、製造はされていないんでしょうねえ。

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Re: 紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

こんにちは♪

良いですね~
いぐさの草履、粋ですよね。
いっそ、足袋にしたらいかがですか?

「スッポン足袋」?
私たちは「運動足袋」と言っていた記憶があのます。
小指の側が直ぐ穴が開いてしまいました。
足袋の上に幅広の大きい輪ゴムを親指と小指の間に通してかかとに掛けると
足が軽くなり、早く走れるような気になって、学校中で流行ったことがありました。

懐かしい記憶です、私が小学校低学年ですから、50年以上前ですよ。
お夕さんの地方はかなり後まで残っていたのですね。
その名残が「お祭り足袋」に受け継がれています。

では、又♪

Re: 紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

「あっしは たびはスッポンたびと 決めておりやす」ですか。
同い年ですが、私どもの方ではこれは使ってませんでした。

大学で「運動会で足袋で走った」という者もかなり居り、「地面を踏む感触が心地よかった」と何人かが言ってました。
サザエさんでも、カツオとワカメが運動会で履いてましたね。

昔、雑貨店の前を通ったら、軍足がバカ安で投げ売りされており、沢山買いました。
が、家に帰って開けてみたら、親指が分かれて足袋になってました。
地下足袋用だったようです。
仕方無しに愛用して職場へ履いて行き、指の股になった部分でスリッパを挟んで遊んでました。

  • 20120421
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

 追記
「スッポン足袋」で検索したら、こんなページが出てきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/kobungo/diary/200605240000/
これで見ると、全国的ではなく一部の地域でそう呼ばれていたようです。

トランプの「ダウト」を訛って「ざぶとん」と呼ぶ地域も有ります。
もしかしたら、「スポーツ足袋」が訛ってこう呼ばれたのかもしれませんね。

  • 20120421
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

ぶんぶんさま、コメントをいただきありがとうございます。

ご存知でしたか!
ぶんぶんさんの方では「運動足袋」と言うんですね。
輪ゴムを使ったそんな裏技が、あったんですか。面白いですね。

さて、未だにわからないんですが、そのネーミング。なぜ「スッポン」なのか?謎です。

昔の記憶って、急に鮮やかに甦ることがありますね。懐かしい一コマです。

  • 20120421
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

TOKIさま、コメントをいただきありがとうございます。

TOKIさんの地方では、この足袋はなかったんですね。これは調べると、なかなか面白い文化圏データが出るかもしれません。

教えていただいたページ、興味深かったです。久しぶりに、スッポン足袋を見ました。
懐かしいです。

スポーツ足袋が訛って、スッポン足袋……あり得ますね。
そうそう、私の地方でも「ざぶとん!」と叫んでトランプしてましたし……。

一時真剣に、地下足袋タイプのシューズ購入を考えて、一時保留としてましたが、最近またまた欲しくなってきました。
う~ん、どうしようかな~!

  • 20120421
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

足袋シューズ、宇宙飛行士の若田さんが宇宙ステーションで履いてるんですね。
http://www.c-player.com/ad26033/thread/1100078664896

これを機会にファッショナブルなものを発売すれば、市民権を得られると思うんです。
事実、昔は五本指ソックスを履くと笑いものにされたのに、今では女性が普通に履いてますしねえ。

プロレスのグレートカブキも、昔は地下足袋でリングに上がってましたが、外国人があれを見て、あれが歌舞伎のファッションだと思ったりしなかったか心配です。(笑)

  • 20120421
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

TOKIさま、コメントをいただきありがとうございます。

ここに来て俄然、足袋シューズが欲しくなり、とうとうナイキのランニングシューズをネットで申し込んでしまいました。

紋次郎サンに学ぶはずが、物欲に負けてしまった私です。
多分ランニングはしないと思いますが(笑)、夏用に素足で履くと気持ちよさそうです。

また届いたら、履き心地をお知らせしますね。

  • 20120422
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: “紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

ご無沙汰です。
畳いぐさの草履いいですね~。
我が家では夏になると、家内が畳み地のスリッパを買ってきてくれます。

そういえば、福岡に居た20代までは、いつも下駄を
履いていましたね。
あれも気持ちがいいものです。
走ってよく割りましたけど(笑)

ところでタイトルの「スッポン足袋」って???
ふ~んと読んでいるうちに思い出しました。
私どもは何って呼んでいたかは正確には思い出せませんが、
検索していると、「運動足袋」という言葉に出会いました。
確かに運動会ではよく見かけましたね。
私は履いたことなかったのかな?
何だかスピードが出そうな、軽快そうな思い出があります。
う~ん、その頃(小学生)の運動会は普通、裸足だったのかな?
運動足袋を履いたら怪我しないとかだったような気もします。
いや、懐かしいひとこまです。

  • 20120504
  • 小父さん ♦-
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Re: “紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

小父貴さま、コメントをいただきありがとうございます。

冷え性のクセに、裸足が好きな私です(笑)。

子どもの内に裸足に草履で過ごすと、土踏まずが形成されやすいということです。
身体にはイイと思うんですけどね。
復刻して運動会に履いたら、渋くてかっこいいと思います。

「スッポン足袋」と呼ぶ文化圏はどうも限られているようで、研究調査すると面白そう!?
「探偵ナイトスクープ」なんかで取り上げてもらえないかしら?なーんて。

  • 20120504
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: “紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

草履の写真がかわいいなあ~と思って読ませていただいてますと、なんだか奥深いはなしなようですね。
「すっぽんなんたら」は初耳ですが 日本人ってほんまにかしこいなあ~と自画自賛(?)してしまいます。昔は材質も天然のものしかないのに、その中で工夫や改良を重ね、一番楽に使えるようにしていますね。昔のものをみるといつも感心してしまいます。
室内で「ぞうり」は思いつかなかったけど
この夏はマネさせてもらって、そうしようとおもいます!

私もよみながら思いましたよ、「それはナイトスクープに投稿したらいいわ~」って。

  • 20120519
  • てのりぱんだ ♦C/Rcg83E
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Re: “紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

ぱんださま、コメントをいただきありがとうございます。

日本の職人さんの仕事ぶり……いつも尊敬しています。
大量生産、大量消費の時代はもう過ぎ去ったと思います。

「和風総本家」というテレビ番組、ご存知ですか。
いろんな職人さんたちを紹介されるんですけど、どの方も惚れ惚れします。
極めた人は、やはり違いますね~。

「探偵ナイトスクープ」
心が動きますが、私としてはキャラ路線が少し違うので(嘘)……テンション上がりすぎて(笑)暴走しそうで怖い。
再考します。

  • 20120519
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: “紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

調べたところ、先年ヨーロッパで地下足袋がブームになったようですね。
こんなファッショナブルなものも作られていらとは。
http://www.youtube.com/watch?v=qGfj18KZmcM

  • 20120527
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: “紋Cafe”でいっぷく「スッポン足袋への郷愁」

TOKIさま、コメントをいただきありがとうございます。

オシャレな地下足袋があるんですねえ。
おいそれと、その辺を歩けませんね、汚しそうで……(笑)。

例のナイキのランニングシューズ。
ちょっと先が分かれている部分が浅いんですが、夏場に履くには丁度良さそうです。
これを履いて、近くをウォーキングしようと思っています。
老化は足からと言われますので、鍛えておきたいです。
でないと、紋次郎サンに置いていかれそうですから……(笑)。

  • 20120527
  • お夕 ♦wikz35BA
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