紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)
(原作 第41話)(放映 1978.3.1)
前回に続き「お鶴」が出てくる。実にややこしいが、今回のお鶴は幼女である。原作の脚本化の順番は、これで良かったのだろうか、とも思ってしまう。よりによって続いて同名の登場人物を出すこともなかったろうに……。

原作はなかなか複雑で、頭があまり回らない私は、1回読んだだけではわからなかった。テレビ版の本筋は原作と同じだが、お照の扱い方が全く違う。

オープニングは滝のシーンから始まる。この滝は形状から考えると、鷹峯にある「菩提の滝」と見られる。この滝は「人斬りは紋日に暮れた」でも使用されている、落差約10メートルの美しい滝である。この滝口に紋次郎の姿が見える。当時と違い、今は白いガードレールがアングルによっては見えてしまうようである。
この山中、原作では碓氷峠という設定である。

この滝の近くで紋次郎は幼女を目にする。この子が「お鶴」であるのだが、なかなか子役のキャスティングがよい。目で演技が出来る子である。
滝の音が響く中、なぜかお鶴は岩場を登っている。
お鶴のそばにはうらぶれた渡世人が一人、紋次郎に声をかける。

「紋次郎さんだろ?」と声をかけられるところを見ると、外見や風貌で特定できるほど紋次郎は有名なようである。
この渡世人は榛名の弥一郎と名乗り、もとは堅気、それも榛名の十文字屋敷の主だったと、苦しい息で話を始める。2年前から心の臓を患い、もう余命幾ばくもなさそうだ。しかし死ぬ前に、お鶴を十文字屋敷にどうしても連れて行きたいのだが、とても無理なので何とかあの子を連れて行ってもらえないか、と紋次郎に頼む。
今の当主は弟の金三郎、その嫁お照は元はと言えば弥一郎の妻だったとも付け加える。お鶴は実は自分のの子ではない……いや自分の子なんだが……と、全く反対のことを口にするが、紋次郎は取り合わずにもう歩き出している。

ざっと聞いただけでも複雑で、紋次郎でなくてもお断りしたくなる内容である。紋次郎に断られた弥一郎は、お鶴の姿が見えないことに気づき、慌てる。そう言えばさっきまで岩場を登っていたお鶴の姿がない。弥一郎は大声で紋次郎に助けを求める。「送り届けることは諦めた。せめてあの子を探すことだけ手伝ってくれ!」と叫び、お鶴の名を呼ぶ。
紋次郎もその声を背中で聞き、足を留め少し躊躇するが、結局お鶴を探しにもどってくる。
滝口の上に伸びる狭い未舗装の道を、紋次郎は走ってくるのだが、残念なことに轍が見える。せめて映り込んでしまうところだけでも、トンボをかけて均しておいてほしかった。
このあたりが「新……」での粗さと言える。

紋次郎が子どもに弱いことはファンの中では周知である。紋次郎は岩場や崖を探していたが、椿の枝を持ち座り込むお鶴を見つけ出す。……と同時に弥一郎の悲鳴が滝の付近で聞こえる。どうも滝壺にでも転落したようで、それっきり弥一郎の気配は全く感じられなくなる。
お鶴一人が残されることになった。

原作では、弥一郎とお鶴に出会う前にひと悶着起こっている。
十文字屋敷で差配をしている奉公人の作兵衛が財布を落としてしまい、道中人足と金を巡っていざこざが起こっている。
通りかかった紋次郎は作兵衛に呼び止められて、「百文を貸して欲しい」と懇願されるも、却下。すげなく断っているようだが、その時の紋次郎の所持金が丁度百文。所持金を全部貸してくれ、と言われては紋次郎でなくとも断るであろう。

その代わり、次に通りかかった「闇雲の唐吉」という渡世人が、用立てることになった。この唐吉がこの後再び出てきて、展開に絡んでくるのである。
唐吉は紋次郎のことを、「一切、他人事には関わり合いを持ちたがらない」という噂を聞いているから、いくら頼んでも無駄だと作兵衛に言っている。紋次郎、かなり巷では周知されている。
唐吉は百文も貸せない紋次郎を哄笑するが、紋次郎は一切気にせず去っていく。

テレビ版はこの展開は省略している。

原作はこの後、行き倒れ寸前の弥一郎とお鶴に出会う。テレビ版と原作はほとんど同じだが、弥一郎は心の臓の病に加えて足を負傷している設定。自分の女房が村の者に手籠めにされたことに逆上して、その相手の男を斬り殺してしまった。しかしそれは人違いであったということで、村を出奔して無宿となったことを、紋次郎に話している。
その後の展開は同じだが、お鶴は岩場の上で妙なことを言う。
「おとうが登れって言ったもん」

弥一郎は叫び声を残して姿を消す。崖下に落下したのか、木の枝から雪が舞い落ちるのを紋次郎は目撃する。
テレビ版では、お鶴は弥一郎が落ちたことを知るが、原作では気づかず「おとうは、どこへ行ったの?」と人懐っこい笑いを紋次郎に見せる。
紋次郎は仕方なく嘘をつく。優しい嘘である。
「一足、先に出かけちまったのさ」
「だったら、追いかけようよ」
と、無邪気に紋次郎の手を引っ張るお鶴。紋次郎は黙ってお鶴の前にしゃがみ込んで、背中に負ぶう。

第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

テレビ版では、紋次郎の後をトボトボと歩くお鶴の姿。チラチラと何度か振り向き、お鶴を気遣う紋次郎。このツーショットの映像がなかなかいい。フッと柔和な表情を浮かべ、紋次郎はお鶴に背中を向けてしゃがみ込む。
前回はむさい(笑)初老の医者を背負ったが、今回はいたいけない幼女である。何人か背負ってきた中では、最年少、最軽量であろう。
お鶴は紋次郎の背中で、「お月さま、いくつ♪~」の童唄を口ずさむ。調べてみたが、確かに江戸時代にはあちこちで歌われていたようで、地方によって少しずつ歌詞が違う。

このまま碓氷の関所をお咎めなしで通り抜けているのだが、無宿者が幼女を連れていること自体は問題がないようである。下りについての男は、手形不要ということだが、親子と見えたのだろうか。
子連れ狼ならぬ、子連れ紋次郎は掛け茶屋に入り二人でうどんをすする。お鶴は嬉しそうな目で紋次郎を見る。とっつきにくそうな紋次郎だが、なぜかいつも子どもには好かれる。

紋次郎は川の水で濡らした手拭いで、お鶴の顔を拭いてやる。実に面倒見がよい紋次郎である。ここで芥川さんのナレーションが入る。
「この天女のような子が、惨劇の引き金となる鬼っ子であることを、無論まだ紋次郎は知る由もなかった。」

鬼っ子?!
ということは、タイトルの「鬼が一匹……」の鬼はこのお鶴のことなのか。惨劇、鬼っ子、不穏な響きのある言葉が続く。

原作のお鶴は紋次郎の背中で歌わないが、かわりになかなか雄弁であり聡明である。
紋次郎が嘘をついていることを、しっかり見透かしているのだ。足を負傷した父親が、先に行けるはずがない、と言うのだ。そしてもう一つ気になることを紋次郎に教える。あの足の傷は、父親自身が自分の長脇差で切ってしまった、おっちょこちょいだ、と紋次郎の背中で話す。

テレビ版では十文字屋敷が映し出される。明らかに、摩気の橋と橋のたもとの白壁が美しい民家である。今は橋は架け替えられているが、当時は立派な木製の橋である。人里に、生活の橋として普通にあったのが不思議な気がする。
このロケ地は、「鴉が三羽の……」でも使用されている。

紋次郎はお鶴を背負ったまま、裏門に回って家人に声をかける。表門でなく裏門というのは、堅気の家を訪ねる渡世人の正しい作法である。
声を聞いて中から出てきたのは、一人の水仕女。紋次郎は丁重に金三郎か、お照に取り次いでほしいと頼む。
「お鶴来たって、金三郎に言っとくれよ。」
お鶴は紋次郎の背中から水仕女に声をかける。原作とほとんど同じ台詞だが、このお鶴、なかなか上から目線である(笑)。紋次郎は背中からお鶴を下ろすと、そっと頬被りを取ってやる。この所作に紋次郎の優しさが見え、いつもと違って本当に面倒見がよい。


原作ではこの十文字屋敷に、闇雲の唐吉がゴロツキのような仲間を四人連れて来ていた。百文貸した作兵衛が、屋敷に呼び入れたのだが、仲間が四人もいるとは知らなかったようであった。結局百文借りただけだったのが、二両も無心されてしまい、作兵衛はぶつぶつ文句を言っている。この唐吉、親切どころかとんだ食わせ者。作兵衛は紋次郎の姿を見てあっという顔になった。百文がらみがここにも居たとは……。

原作の紋次郎はそれも無視して、お鶴と手を繋いだままじっと動かずにいた。お鶴と手を繋いでいる紋次郎の姿……想像するだけでも興味深い。原作の紋次郎も、いつになく関わっている。今回の関わり方は、実に自然である。どうしようか、とさほど迷うことなく、気がつけば関わってしまっていたという感じである。
弥一郎の最期の頼みということもあるが、これも相手が幼子だったからであろう。

テレビ版では金三郎とその女房、お照が屋敷の奥から出てくる。それを待つ、紋次郎とお鶴のシルエットがいい感じである。
金三郎役に「辻萬長」さん。整った顔立ちで眉もしっかり、くっきり……なのに、ちょっとオネエキャラが入っているのが面白い。もとは弥一郎の女房、今はその弟である金三郎の女房になっているお照に「泉晶子」さん。クセのない、控えめな感じの着物がよく似合う女優さんである。

弥一郎の子どもであるお鶴を、確かに送り届けたので……と、紋次郎は役目を果たし、去ろうとするが金三郎はパニクる。
「こりゃ、一体何の真似だね。冗談もほどほどにしてくださいよ。」
「冗談?冗談でこんなことできる道理はござんせんよ!」
紋次郎、いつになく語気を強め、感情的な台詞回しである。

「本当に弥一郎さまの子なのですか?」
お照も、自分の夫だった弥一郎の子として、目の前にいるお鶴に動揺する。複雑な思いであることは確かである。
「弥一郎さまは?」と尋ねるお照。お鶴に弥一郎の悲劇を聞かせたくない……という優しさで、紋次郎は「長旅でこの子は疲れているので、水の一杯でも……」と頼む。お鶴は水仕女の「お浜」に連れて行かれる。土間でのこのシーンは、手前に格子戸と巨大な酒樽を配しフレーム感があり、屋内の雰囲気をよく出している。。
紋次郎は弥一郎が死んだことを告げる。お照は軽く目を閉じ、金三郎は逆に目を見張り一様に驚く。

一方、お鶴はお浜に自分の母親はお鶴と言う名前だと明かす。
「やっぱり、生き写しだもんねえ。」
お浜は母親のお鶴を知っていたようである。このお浜役に「岡本麗」さん。どこかで見たことがあるなあ、と思ったら「はぐれ刑事純情派」で藤田まことさんと共演されていた。まだこの時は、(失礼!)初々しく若々しい姿である。当時はあまり知らなかったのだが、日活ロマンポルノを支えた女優さんだったようだ。

ここで回想シーン。
金三郎は水仕女のお鶴と深い仲になり、お鶴は子を宿す。しかし金三郎は、端から一緒になる気はないので、お鶴を屋敷から追い出す。泣きながら屋敷を出て行くお鶴を見送るお浜。
この時点でもう、お鶴は金三郎の子だということを視聴者にばらしている……ドンデン返しになるところなのに、ここで明かすシナリオでよかったのか。

このお鶴役は「早川絵美」さん。いかにも幸薄い、か弱き女性……という風情だが、プロフィールを調べてビックリ!特技は少林寺拳法で、腕前は初段。デビュー作は映画『女必殺拳』での女空手家役……アクションスターだったのだ。夫は誠直也さん。人は見かけによらないものである。

金三郎は紋次郎に五両を渡し、お鶴とこの屋敷を出るように言い放つ。あくまでもお鶴を弥一郎の子どもだとは認めない。紋次郎は頼まれたことを果たしただけで、そんな金は受け取れないと言う。紋次郎、ここでも感情的な台詞回しで、いつもよりかなり熱くなっている。
この十文字屋敷は上州は元より、江戸にまで名が知れ渡った造り酒屋……誰でもがこの屋敷のことを知っているのだから、その男が本当に弥一郎なのかもわかったもんじゃない、と金三郎は取り合わない。(中編に続く)

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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

久しぶりに予告編から見てみました。「・・・悪魔の子供がやってくる・・・その歌声がおぞましや・・・」とBGMにのった隆行さんの名調子、懐かしかったです。これまで深く考えませんでしたが、タイトルは、十文字屋敷という鬼の住処に鬼っ子である子供が加わったという意味合いなんでしょうねぇ。時代劇要素満載で太秦隆盛期であれば大時代劇となった内容の様にも思います。お夕さん「人がいなくならない限りは、鬼はいるもんでござんしょうか・・・」 閑話休題。小生ブログへのコメント有難うございました。鳥山川は鶴見川にそそぐ小さな支流で、それほどの清流とは思わないのですが、人間用の護岸工事が施されているとは一見分らない堆積土砂壁の部分がのぞいています。そこをカワセミ達は知っていて、気にいっているのだと思います(笑)

  • 20120820
  • いなさ ♦-
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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

いなささま、コメントをいただきありがとうございます。

原作より、ドロドロしたものを感じます。
丁度この頃、「横溝正史シリーズ」が人気を博していましたので、その辺も意識していたのかなあ、と思ったりもします。

この作品は、鬼だらけですよね(笑)。
人は誰もが、心の奥底に「鬼」を飼っているのかもしれません。
それが、ある状況になった瞬間、姿を現すのでしょうね。
私も、気をつけねばなりません(苦笑)。

  • 20120820
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

お夕さんの書かれた少し先まで鑑賞しました。

この原作、私も数回読んでやっと大筋が掴めたんですが、「なんでこんな回りくどいマネをわざわざ?」と、釈然としない部分も幾つか有ります。
また、表題となるセリフの意味は未だにわからないので、お夕さんの解説を楽しみに待つことにします。

今回の写真も素敵ですね。
この滝はどこでしょうか。

  • 20120820
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

TOKIさま、コメントをいただきありがとうございます。

「回りくどい」……ハイ、その通りです。
私も釈然としませんので、テレビ版の方が弥一郎落ちは自然ですね(笑)。
ドンデン返しが絶対条件だっただけに、無理矢理……という感じもします。

問題の「鬼が一匹……」の解釈……難しいです、正直。
脚本家さんも実は難しくて、変更されたんではないでしょうか(失礼)。
これから、考えます。
夏休みの宿題ですね。提出できないときは、すみません(笑)。

この滝は山梨県富士川町、秘湯赤石温泉の奥にある「妙連の滝」です。
龍神と天狗伝説がある、落差約20メートルの滝です。
神秘的で幽玄美のある滝でした。
後でわかったのですが、パワースポットとして、雑誌にも紹介されたようです。
やっぱり……「何か」感じるものがありました。

  • 20120820
  • お夕 ♦wikz35BA
  • URL
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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

珍しく長い夏休みと見えますね~^^
この暑さですっかり弱っています。汗)
お夕さんはお元気のようですねー。作品の構想を練っておられるものと思います。小説は大変な作業ですよねー。この滝は札幌の三益の滝にちょと似ていますねー。涼しくてとても良いです。!

  • 20120825
  • 荒野鷹虎 ♦-
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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

鷹虎さま、コメントをいただきありがとうございます。

残暑が厳しすぎます。いつまで続くのかと、うんざりします。
北海道も暑いようですね。

「新木枯し紋次郎シリーズ」も、あとわずかとなってきました。
だから、ということではないのですが、全くもって遅筆です。
この先、どうしようかと思っております。

滝の近くは本当に涼しいですね。
写真を見て、ちょっとでも涼風を感じていただければ……と思っています。

ご自愛くださいね。

  • 20120826
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

お夕さん、お久しぶりでござんす。
先週、こちらの記事、富士川町、赤石温泉・妙蓮の滝・・・コメントを拝見していて「おや?!」と思い、調べて見ました。
私が今度引っ越してきた場所のすぐ近所です!
その日は丁度、朝から雨が降ったり止んだりの天気。思い切って農作業はお休みにし、赤石温泉に向かいました。
私の住む市街地(甲州追分、青柳宿)から山に向かって車で約30分。
赤石温泉の宿から歩き、かなりスリリングな歩道を伝って、妙蓮の滝に到着。しばし下界の暑さを忘れ、そのあとはしっかり、混浴の露天風呂を満喫いたしやした(笑)
ここの露天風呂は冷鉱泉だそうで、冬季は閉鎖。
木枯しの吹く季節までは足繁通う事になりそうです。
そして農閑期になり、また木枯しの中を旅に出る事を、今から心待ちにしているケンシロウでござんした。
ごめんなすって。

Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

ケンシロウさま、コメントをいただきありがとうございます。

不思議なご縁に驚いています。
あの温泉のお近くに、お住まいなんですね。
あの温泉は、なかなか面白い趣向がたくさんあったと思います。
私の中では、記憶に残る温泉でした。

赤石温泉の北に「氷室神社」という、とても風情のある神社があります。
ケンシロウさんなら、きっと気に入ってくださると思いますので、ぜひ足を伸ばしてくださいませ。

  • 20120907
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

お夕さん、ありがとうございます。
早速今日、行って参りました。とても気に入りました。
鳥居の前に立ち一礼。見上げると苔生した自然石の、しかも何処までも続くかと思われるような急な階段。
汗を拭きつつ登って行くと、やっと見えてきた本堂。
息を切らせて鳥居をくぐると、水車の水音が心地いい境内がそこにありました。本堂裏には巨大な杉の木が鎮座し、神々しく輝いておりました。
また行きたい・・と思える大事な場所がひとつ増えました。感謝です。

Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

ケンシロウさま、コメントをいただきありがとうございます。

おおっ!早速、行かれましたか!
お気に召されたようで、よかったです。
多分、ほとんど無人だったと思います。
静かだったでしょう?

立派な杉の大木があったと思いますが、この神社の杉を、特別の許可を得て、赤石温泉は浴槽に使っています。

緑したたる中、鳥居の朱色が目にも鮮やかだったと思います。
自然石の石段を、紋次郎が駆け上がってくるような気がしたものです。
全くの妄想ですが……(笑)。

お住まいがお近くとのこと、羨ましく思います。
雪で閉ざされるまでに、満喫してくださいね。

この神社の写真は、またイメージとしてアップしますので、その時は突っ込みを入れてください(笑)。

  • 20120909
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

お夕さん、私は今になって、鳥肌が立つ位驚いております。。。
先日、氷室神社に向かう前、私の住む甲州追分近辺の旧跡をまず見ることにしました。何分、歴史のある街とはいえ、引っ越して来てからゆっくり散策する暇さえ無かったので、久々の旅人気分です。
最初に近所にある、明治時代に建てられた洋風建築学校の『つきよね学校』(「つき」は旧字で「春」の字の日の部分が臼。「よね」は米です)を見学。次にまた近所の『天神中条天満宮』を参拝。その後、山に進路を取って氷室神社に向かったのです。

つい先程改めて、学校でいただいた小冊子「富士川町 伝統文化ものがたり Vol.01 無形文化財」を眺めていたのですが、その中に大きく氷室神社が載っておりました。
「毎年四月には例大祭が行われ、五穀豊穣、秋の実りを祈願し、舞いが奉納される」
氷室神社を参拝した時点では、この事は全く知りませんでした。

私はこの街から富士川沿いに降りた富士市の出身。今回この街に来たのも、何かしら因縁めいたものを感じておりました(私の実家は東海道、吉原宿で明治時代まで「広州屋」と名乗って旅籠を営んでいたそうです)
今回、ここで農業を始めることには、何か自分では抗えない何かの存在を感じてしまうのです。

原作でも物語中に、鰍沢宿や、富士川水運の記述が多く見られますね。

・・・とはいえ、今現在の私の田んぼの状態では、初めてだということもあり、いろいろ悪条件が重なり、豊作は望めそうにありません。残念なことですが。
しかし、この氷室神社の事を知ってしまった以上、私の中ではとても大切なものを手に入れてしまったような気がするのです。
乱筆乱文失礼致しやした。

Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

×「広州屋」→◯「甲州屋」です。広州じゃ中国でしね(笑)
失礼いたしやした。。

Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

ケンシロウさま、コメントをいただきありがとうございます。

「氷室神社」を気に入っていただき、私も嬉しいです。
私は秘湯が好きで、よく山奥に行くのですが、必ず近くにある神社か寺院を訪れます。それも、滅多に人が訪れないようなところに心が引かれます。

ケンシロウさんがこの地を選ばれたのも、何かご縁があったのでしょうね。今はわからなくても、いつかその縁が解明されるかもしれません。
そして、何かに引き寄せられたのでしたら、それはきっと運命。
いろいろとご苦労もおありでしょうが、米作りにお励みくださいね。

以前は、旅籠屋さんでいらっしゃったんですか?
素敵です!なにか、当時の史料でも残っていたら面白そうですね。

鰍沢といえば、今度の回の「笹子峠の月に映えた」に出てきます。
中山道もいいですけど、甲州街道も魅力がありそうですね。

また素敵なところがありましたら、ご紹介ください。

  • 20120912
  • お夕 ♦wikz35BA
  • URL
  • 編集 ]
Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

ブログにコメントを頂きました安富です。私の浅薄な記事を目に留めていただきありがとうございます。これほど研究されている方からコメントを頂き、汗顔の至りです。紋次郎は、昔ドラマオープニングを見た時から大好きでした。今でもカラオケでは「だれかが風の中で」を歌っています。時代考証家の名和弓雄さんの事など、興味深く読ませていただきました。
私は、紋次郎に斬られる悪役では原田芳雄、戸浦六宏、佐藤充、平田昭彦などが特に好きです。
「帰ってきた紋次郎」以後の新シリーズ(人を斬らなくなった紋次郎)も私は結構好きです。これからも読ませていただきます。ありがとうございました。

Re: 第22話「 鬼が一匹関わった」(前編)

安富さま、お忙しい中コメントをいただきありがとうございます。
丁寧に拙ブログを読んでいただいたようで、本当にありがとうございます。
独りよがりの偏狭なブログに、厚かましくもお誘いいたしまして申し訳ありませんでした。

安富さんの「勝手にセレクト」、興味深く読ませていただきました。
違う角度から読み込まれておられ、参考になりました。
紋次郎を愛する方とご縁ができ、嬉しく思います。
また、お気づきの点がございましたら、コメントをお寄せいただけると励みになります。
これからも、宜しくお願いします。

  • 20121003
  • お夕 ♦wikz35BA
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