紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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“紋cafe”でいっぷく「超高速!参勤交代」を観る(ネタバレが少しあります)

“紋cafe”でいっぷく「超高速!参勤交代」を観る(ネタバレが少しあります)

“紋cafe”でいっぷく「超高速!参勤交代」を観る(ネタバレが少しあります)
「超高速!参勤交代」をロードショー初日に観ました。

一言で言うと、超娯楽時代劇。気楽に楽しめる時代劇でした。
まず、このタイトルのネーミングが面白いですね。インパクトがあります。ポスターもなんだか、楽しそう。

参勤交代から帰ったばかりだというのに、5日以内に再び参勤交代せよという無理難題。時間がなく、金がなく、人もいないという貧乏弱小藩。知恵と体力と勇気で何とか乗り切ろうとします。

お人良しで農民思い…閉所恐怖症というトラウマで籠にも乗れないというお殿様役に、佐々木蔵之介さん。ユルい感じで、人間味溢れるお殿様を好演されていました。
口うるさいが知恵者の家老役に西村雅彦さん。こちらもおとぼけ感タップリで、存在感のある個性派。ピンチの時ひねり出すアイディアが、なんとも斬新。面白かったです。
藩士役もそれぞれ個性のある男優さん揃い。イケメンもいればそうでもない(失礼!)方もいて……その上可愛いお猿さんまでいて……。
山道の間道を案内するのは抜け忍、「雲隠段蔵」。伊原剛志さんが野性的に演じています。この段蔵、口許に葉っぱを咥えているんですね。まさに紋次郎を彷彿とさせます。(「ドカベン」の岩鬼かも……笑)
紅一点は飯盛女、お咲役の深田恭子さん。どんな役でも綺麗です。
この娯楽映画の中、ピリッと締めるのは名優、石橋蓮司さん。貫禄のある演技で、老中首座役。やはりこういう方が、脇を締められるのはいいですね。

“紋cafe”でいっぷく「超高速!参勤交代」を観る(ネタバレが少しあります)

気になるロケ地ですが、私が大好きな「庄内映画村」(現スタジオセディック庄内オープンセット)が使われています。他にも丹波篠山、大井橋(本来なら京都の流れ橋だったそうですが、台風で被害に遭ったため急遽変更されたとか)赤穂城跡、我が故郷滋賀県では、日野町の畜産技術センターなどが使われています。

たった7人で大名行列をするため、エキストラを現地調達で集めるという話は、以前どこかで聞いたように記憶しています。実際あったようですね。

後もう少しで江戸というところで、切羽詰まってしまい「もうだめだ!」というとき、助け船ならぬ助け行列と遭遇します。まさに「情けは人のためならず」です。

クライマックスの殺陣は、風が吹き荒む中で行われました。さすがに「十三人の刺客」ほどではありませんでしたが、(コンセプトも違いますし)なかなか迫力がありました。頼りなさそうに見えた藩士たちも、「ここ一番」となると本領発揮とばかり活躍します。

細かな点については、賛否両論あるでしょうが、安心してハッピーエンドを迎えられるのは、ストレートでいいと思います。
そしてこの舞台が福島県ということで、メッセージ性も感じます。

映画ランキングでは「アナと雪の女王」に次いで、2位と言うのも嬉しいです。時代劇が元気なのはいいですね。
逆境にも負けず、ピンチの時もあきらめず、仲間の力を結集して乗り越えていくすがすがしさを感じた作品でした。


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Re: “紋cafe”でいっぷく「超高速!参勤交代」を観る(ネタバレが少しあります)

お夕さん、お邪魔しやす。

「超高速!参勤交代」評判がいいようですね。数年前から映画館で2時間イスに座るのが苦行になってからは殆ど映画館に行ってません。集中力も2時間は続かないので、もっぱらDVD鑑賞かTV放映で済ませてますね。20代頃はオールナイトで同じ映画を2〜3回は続けて見てたんですが・・ね。

「木枯し紋次郎」放映から40年過ぎてMIXIの紋次郎コミュ(TOKIさんが管理人をしてないコミュ)で以下の様な放言をいう輩が居て、田宮二郎さんの名誉のために断固抗議しましたよ。どうやら二郎が次郎になってしまい話が変な方向に行ってしまったようで困ったものです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(笹沢先生が田宮二郎さんをイメージして原作を書いたというコメントを否定して)
笹沢先生は「どうせやるなら原作のイメージ通りが良い」ということで色々な人を探したそうですが、当時の役者とか俳優で「この人!」という人が居なかったそうです。

そんな時に原作作品を読んで気に入った俳優の田宮次郎が「やりたい」と名乗りをあげたそうですが、佐沢先生も市川さんも「田宮さんでは足が短くて背が低くてずんぐりむっくりだからダメ」と共通してそのことを理由に断ったそうです。

そしたら田宮次郎が怒ってしまって「笹沢佐保の作品には今後絶対出ない」と宣言したと。 その直後だとかに自殺したので足が短いだとかをはっきり言われたのが原因か否かは分かりませんが、田宮さんは断られているそうです。

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他人の意見を明確に否定した挙句に推測やうろ覚えの事をさも事実のように書かれてしまっては40年も前のドラマでは、それが事実としてまかり通ってしまいます。

3日経ちますが当人からは何のコメントも無し。こういう人が世の中には多いんでしょうね。間違っていても声の大きい人の意見がまかり通らないように、目が黒い内は正しい方向へ誘導しなくてはと肝に銘じましたよ。

  • 20140704
  • おみつ ♦suWcSb.M
  • URL
  • 編集 ]
Re: “紋cafe”でいっぷく「超高速!参勤交代」を観る(ネタバレが少しあります)

おみつさま、コメントをいただきありがとうございます。

MIXIの紋次郎コミュがあることは知っていますが、そういう書き込みもあるんですね。

当時の田宮さんは売れっ子俳優さんで、ギャラが高くて見合わせた……ということは読みましたが……。

ソースはどこなのか、ということは大事ですね。
何も知らない人なら、信じてしまう畏れがあります。

田宮氏、笹沢氏、市川氏……皆さん鬼籍に入られましたので、反論もできません。
少なくとも、名誉を傷つけるような不確かなことは発信しないようにしたいものですね。

私も気をつけたいと思います。

  • 20140704
  • お夕 ♦wikz35BA
  • URL
  • 編集 ]
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