紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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日々紋次郎「紋次郎アーカイブ その4」

日々紋次郎「紋次郎アーカイブ その4」

日々紋次郎「紋次郎アーカイブ その4」
放映当時のスクラップブック、「神戸新聞」の夕刊昭和47年4月11日付に紋次郎の記事がある。(『木枯し紋次郎』虚像と実像の間)というタイトル。
その中で「モンチック」という言葉が出てくる。「えっ!モンチッチ?」(死語…笑)いや違う「モンチック」である。

「木枯し紋次郎」今一番のテレビ人気番組。“モンチック”という流行語まで生んだ。いわく「近代が失ったものをそこに見る」いわく「ニヒルなカッコよさ」(記事より抜粋)

「モンチック」が流行語だったのだ。うーん、不覚にも知らなかった。なんだかあまり締まりが良くない。
「一見、自由のようで、いざ動こうとしたら何も出来ない。友だちとよく“モンチック”について話し合うことがあります」(男子大学生・19歳)とも書かれている。ふーん、当時の若者は「モンチック」について熱く語っていたのか。

他にめぼしい新事実はないか記事を読み進める。



「紋次郎ルック」というタイトル。

「番組の美術担当、西岡善信さん。紋次郎ルックの生みの親だ。市川崑監督、原作者と議論を重ね、十数枚のスタイル画を描きつぶした末の苦心作。ちなみに従来の時代劇用の小道具と比較してみると―。

三度笠  幅の半径八センチ、深さ五センチ増、真ん中のくぼみが二センチ浅い。
かっぱ  たけ二十センチ増。前の合わせ目が少し深い。
手甲きゃはん  腕までだったのを肩まで伸ばす。
刀  長さ五センチ減。そりが浅く、直刀に近い。別注で、本物のツバと合わせて一本の経費二十万円。」(記事より抜粋)

紋次郎のコスチュームに、かなりのこだわりがあったことが見て取れる。そしてこのバランスの妙は、やはり中村敦夫氏が長身だったいうことに大きく関係していると思う。
それにしても、刀が当時二十万円というのは高額である。(相場がわからずに言っているのだが……)

三度笠については
http://kogarashi1940.blog10.fc2.com/blog-entry-30.htmlに……。

ちなみに衣装はオール木綿製で、しめて四万円ほどだったらしい。(これはかなり安いのではないか)

当時の紋次郎コスチュームは、どこかに保管されているのだろうか。時代劇衣装博物館でもあればいいのだが……。


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Re: 日々紋次郎「紋次郎アーカイブ その4」

ご無沙汰です

“モンチック”

などと言う言葉は、初めて聞きました。
「〇〇チック」=○○に似てる!みたいなニュアンスなんでしょうかね?

さて、「紋次郎ルック」ですが、抜粋された文章の

刀  長さ五センチ減。そりが浅く、直刀に近い。別注で、本物のツバと合わせて一本の経費二十万円

とありますが、第8話 一里塚に風を断つ
http://kogarashi1940.blog10.fc2.com/blog-entry-11.html

本編の文章の中で、紋次郎が刀を折ってしまい、最後は北村直光の鍛錬した名刀を譲り受けますが、5㎝短いのは良いとしても、この「そりが浅く、直刀に近い」と言う所で、喰いついてしまいました。

錆朱色の鞘で鉄環と鉄鐺で固めた半太刀拵えと毎回のように説明がある、この特別な鞘になぜピタリと収まったのか?が不思議なんですよね

刀に対して思い入れの文章については各所に色々出てきますが、「刀は体の一部で、寝る時に腕を外さないのと同じで、刀も体から離さない云々」と国定忠治のセリフもありましたが、そんなにうまくピタリと収まるんでしょうかね?
ちょっとどうかな? なんて思っている案件でした(笑)


余談ですが、先日、YouTubeで「木枯し紋次郎」と検索した所、まだ観た事がなかった東映作品で菅原文太版の「赦免花は散った」の映画がアップされていました。
https://www.youtube.com/watch?v=dQQg0_Q6M9I
中村紋次郎しか観た事がなかった、というか見ない様にしていたんですが、スマホで通勤時間とかに見入ってしまいました。
内容はともかく、44年前の映画で今も現役の江波杏子・渡瀬恒彦・伊吹吾郎各氏が出てたし、悪役の代名詞ともいえる山本麟一氏がイイ身体してますね、そっち方面ではないですが。
10分40秒台からのシーンで、下からキャストをアップする画像は、主演の菅原紋次郎が入ってはいませんが、三船敏郎主演・七人の侍のポスターの画に似ているんで意図的に入れたのかな?なんて勘ぐってしまいました。

  • 20160609
  • Makkun4 ♦v8iNFFOw
  • URL
  • 編集 ]
Re: 日々紋次郎「紋次郎アーカイブ その4」

Makkun4さま、コメントをいただきありがとうございます。

モンチック……なんともシマリのない感じですよね。流行らなくてよかったと思っております(笑)。

刀剣については詳しくは知らないのですが、刀身と鞘はペアだと思いますけどね。
単品で用意して、うまく収まるのかはやはり専門家にお尋ねしたいところです。

「反りが合わない」「元の鞘におさまる」などの言葉があるように、刀身と鞘の関係は深いと思います。
関連して……刀が由来の言葉が結構ありますね。
http://matome.naver.jp/odai/2139427157804474601
何気なく使っていますが、語源を知ると面白いものです。

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