紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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謹賀新年「酉年」

謹賀新年「酉年」

謹賀新年「酉年」
新年 明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。

今年は酉年。十干十二支から言うと「丁酉(ひのととり)」とのこと。お正月のときぐらいですかね、暦や干支の話をするのは……。

陰陽五行説では「相剋」とされ、対立・矛盾するものが互いに争うと言われているようです。なんだか、物騒な予感がします。丁は安定、酉は果実の成熟とそれぞれはいい運気なんですが、組み合わせが相剋とは……。
何かが煮詰まって二進も三進もいかず、そこから変革や改革が生まれるのかもしれません。

一方、酉年の「とり」から「とりこむ」となり、商売上では縁起が良いともされています。経済面は上向きになるのでしょうか。

まあ、まさに「神のみぞ知る」ですので、凡人はあまり気にしない方がいいのかもしれません。

謹賀新年「酉年」

さて紋次郎作品に「トリ」関係は?と思いめぐらしましたが、あまりありませんでした。トリあえずトリ上げた(笑)のは「明鴉に死地を射た」と「鴉が三羽の身代金」。
正月には不釣り合いな鴉しか鳥類はありませんね。もっとも鴉は古来、吉兆を示す鳥とされていますので、(八咫烏や熊野三山の御使いなど)お許し願いたいと思います。

明鴉というのは、明け方に鳴く鴉のこと。落語にも「明烏」という演目があるようです。「男女の交情の夢を破る、つれないものの例として用いられる。」とも説明されていますので、少し艶っぽい意味合いもあるようです。

日下又兵衛の妹である千鶴(名前が鳥類でした)が、実は剣豪だったというオチがある「明鴉に……」では、飛んだ楊枝に驚いた鴉のお蔭で命拾いする紋次郎。(お熊婆さんの木の丼鉢のお蔭もありましたが)

「鴉が三羽の身代金」では実際の鴉は出てきません。老渡世人の「溜池の勘吉」、関ヶ原の嘉兵衛の代貸「野上の重蔵」、年若い三州無宿「舞木の佐七」の三人が人質として囚われ、それそれの身内が身代金を要求されます。「三羽鴉」であれば、部下・門弟の中のすぐれた三人という意味ですが、この場合は違いますね。3人の「旅ガラス」(渡り者、流れ者)という意味なのでしょう。

あと「千鶴」という名前で思い出しました。「お鶴」が出てくる話。「命は一度捨てるもの」には紋次郎の幼馴染のお鶴、「鬼が一匹関わった」には、幼女のお鶴が出てきます。

大分こじつけになってきましたが、トリいそぎこのへんで……。

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Re: 謹賀新年「酉年」

お夕さま

新年明けましておめでとうございます。

「丁酉」。なかなか物騒なのですね。
でも、お夕さまの

「酉は果実の成熟」
「何かが煮詰まって」

の言葉にジャムを想像し

「美味しい年、としよう…」

と勝手に思うようにしました。
いつも変わらず能天気ですが
本年もどうぞよろしくお願い致します。

  • 20170102
  • ナラリーノ ♦SJMMuUIM
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Re: 謹賀新年「酉年」

ナラリーノさま

新年 明けましておめでとうございます。

お正月のときだけ暦を繰って、1年の運勢を見ています。(すぐ、忘れるんですけど)
そこそこ良さそうなんですが、戒めはしっかり覚えておきたいです。(これもやはりすぐ忘れてしまうかも)

「人間関係だけでなく様々な事柄が過去の行動の善悪によって表面化しやすい年です。」って……おお、恐っ!
「身から出た錆」と言われないようにしたいです。

ナラリーノさん、本年も宜しくお願いします。

Re: 謹賀新年「酉年」

お夕さん、新年あけましておめでとうございます。
昨年は、拙展覧会にもお越しいただき、ありがとうございました。
PCが仕事中心になってしまったので、コメントすることが減って申し訳ありません。
今年こそは、色々コメントさせていただきたいと思います。

紋次郎の鳥は、あと何といっても「獣道に涙を棄てた」の鴉軍団。
数は多いのに、三歩走ったら、頭もカラス並みになるところがなんとも。(笑)

それに、「大江戸の夜を走れ」の原作小説では、夜明け前の江戸を疾走する紋次郎の耳に、鶏の声が入ってくる描写がありましたね。

  • 20170103
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 謹賀新年「酉年」

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

今年も紋次郎の活躍を期待しております。
いつまでも続けて下さい。

では、又♪

Re: 謹賀新年「酉年」

TOKIさま
明けましておめでとうございます。

昨年は、楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
本年も宜しくお願い致します。

さすがモンジラー第一人者。
「獣道…」と来ましたか。伝説の鴉軍団ですね。
カラスさんの方が頭が良かったかもしれません(笑)。

「大江戸の…」は気づきませんでしたね。百姓家で飼われていたんでしょうね。

紋次郎が食べたものの中に、「鶏卵」という記述がどこかにあったように思いますが、当時の鶏卵は高級食材だったと思います。

お仕事お忙しいのは何よりです。
お体にはご留意いただき、ご活躍ください。
また水郷にロケハンに来られた節は、ご一報のほどを……。

Re: 謹賀新年「酉年」

ぶんぶんさま
明けましておめでとうございます。

ブログネタの広がりがなかなか見いだせず……ですが、楽しみながらボチボチ続けたいと思います。

本年も宜しくおつき合いくださいませ。

Re: 謹賀新年「酉年」

あ~~!有りました。
鶏卵入りの味噌汁を飲むシーン。
「新たなる旅立ち」で、光明寺の常念和尚にご馳走になるのです。

  • 20170103
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 謹賀新年「酉年」

TOKIさま、コメントをいただきありがとうございます。

早速の情報、ありがとうございます。
全く「生き字引」でいらっしゃる。

お味噌汁に鶏卵を入れる……我が家でもよく作ります。

鶏卵続きで「たまごふわふわ」というお料理、ご存知ですか?
江戸時代、旅籠でよく出される食事の一品なのですが、作ったことがあります。なかなかおいしいですよ。
紋次郎サンが、口にしたかどうかは定かではありませんが……。

Re: 謹賀新年「酉年」

出遅れました。
本年もよろしくお願いいたします。

さて、「とり」にちなんだ紋次郎作品となると
あの葦の葉にとまる折鶴が印象的な作品。

「九頭竜に折鶴が散った」でしょうか。
こじつけかもしれませんが(笑)。

「命と明日の天気のことは誰にもわかりゃしませんよ」の決め台詞がいいですね!好きな作品です。

  • 20170104
  • いなさ ♦-
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Re: 謹賀新年「酉年」

いなささま、コメントをいただきありがとうございます。
本年もよろしくお願いします。

そうですね、「折鶴」も鳥でした。
「折鶴に甘い露を」もありました。

みなさんにいろいろ教えていただき、気づきました。ありがとうございます。
さすが紋次郎フリークの皆様です。

また、よろしければおいでくださいね。

Re: 謹賀新年「酉年」

紋次郎と鴉軍団が楽しく追いかけっこをしていた撮影地。
スタジアムが建設されると、以前コメントしましたが、移転になった模様です。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160824000168

  • 20170105
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: 謹賀新年「酉年」

TOKIさま、情報をいただきありがとうございます。

ある意味、聖地でもある場所が残される可能性が出てきたんですね。
アユモドキと共に(笑)、喜びたいと思います。

Re: 謹賀新年「酉年」

お夕さん,

明けましておめでとうございます.

カラスは見た目で損をしていますが,ご存じのとおり賢い動物だと思う事がしばしばです.

私自身目にしましたが,カラスが仲間に餌を分け与えたり,何かの掟破りでもあったのか特定のカラスに集団で制裁を加えたりと,彼等なりの社会性を感じさせます.

飛び回って様々な場所の見聞も多いのでしょう.今度私と目の合うカラスがいたら,世間話でも聞いてみます.


今年もどうぞよろしくお願いいたします.

  • 20170107
  • 寅さんのおにいちゃん ♦-
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Re: 謹賀新年「酉年」

寅さんのおにいちゃん

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

カラスは鳥類の中で、一番賢いのではないでしょうか。
カラスが車に轢かせて胡桃の殻を割る映像を見たことがあります。
学習能力の高さには驚きます。
観察力が鋭いんでしょうね。

高い枝に鴉が1羽とまっているだけで、なぜか紋次郎ワールドを感じます。

  • 20170107
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 謹賀新年「酉年」

あけましておめでとうございます。
こちらに来るのが遅くなりほんとに申し訳ありません。
さっそく、大変素敵な写真と、記事、ほれぼれです。今年も楽しませていただきます。よろしくお願いいたします。

  • 20170108
  • てのりぱんだ ♦C/Rcg83E
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Re: 謹賀新年「酉年」

ぱんださまコメントをいただきありがとうございます。

ぱんださんのかわいくておしゃれな記事に、私が欠けているすべてを見る思いです(笑)。

またお邪魔させていただきますので、これからもよろしくお願いします。






  • 20170108
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: 謹賀新年「酉年」

お夕さん、ご挨拶が遅れましたが、
なにはともあれ、新年のご多幸を願っています!

清々しい生け花に新春の慶びが感じられますねっ、

またお夕さんとお会いできることを願いながら、
ボチボチとブログ続けていきますのでどうぞよろしく!

  • 20170109
  • 淡青 ♦vMjpPURI
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  • 編集 ]
Re: 謹賀新年「酉年」

淡青さま、コメントをいただきありがとうございます。

明日から本格的に仕事始めとなり、また気ぜわしい日々となりそうです。ということで、最後のあがきをしています(笑)。

またお出会いできる日を楽しみに……。
良き日々をお過ごしください。

  • 20170109
  • お夕 ♦wikz35BA
  • URL
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