紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」
拙ブログを通してのお友達、「TOKIさん」こと堀川宏幸さんはフォトアーチストでいらっしゃいます。私はTOKIさんを、日本一のモンジラー、「紋次郎道」のお師匠さまだとリスペクトしています。TOKIさんの紋次郎に対する深い愛情と洞察力、また映像に対する審美眼……本当にスゴイお方です。


その堀川さんと、ぬいぐるみ作家の「野原レンゲさん」のコラボ作品展に、先日お邪魔いたしました。「旅するぬいぐるみたち2017」展……奈良町資料館での展覧会も、今年で3回目の訪問となります。

どの作品も、ディテールに至るまで職人気質が感じられ、時間を忘れて見入ってしまうものばかり……。
「雀の発心」は仏教説話をベースにしたお話で、全長20メートルの絵巻物という大作。2017年の「日本自費出版文化賞」に入選されたとのことです。おめでとうございます!
桜の一生を表現した「とことわの桜」は、「五蓮座」というパフォーマンスグループによって氷室神社で奉納上演されました。

“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

たくさんぬいぐるみや写真が展示されていたのですが、私の一押しは「夕映えのキジタロウ」。もうおわかりだと思いますが、このキジタロウは股旅猫。(ネコにマタタビではありません…笑)生まれ故郷を知らないキジタロウは、手掛かりとなる美しい夕焼けを追って旅を続けるという設定です。

“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

キジタロウの身に付けるものすべてに、TOKIさんのこだわりが見られます。

“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

楊枝ではなく、横笛を吹き鳴らします。左頬に刀傷……ではなく、左手首に三日月文様(これは三日月村と見た)。

“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

紋次郎の映像で、一番心に残るのはエンディングの美しさでしょう。哀しく空しい結末が常なのですが、映像の美しさと芥川さんのナレーション、そしてハーモニカによるメロディー奏……それらが互いに共鳴し合い心が震える瞬間、言いようのないあたたかさを感じて毎回ため息をついていました。哀しく空しいはずなのに、寒々とはしない……それどころかしっとりとした安らぎを感じてしまう、それが紋次郎の魅力でもありました。

そのエンディングシーンの中でも、心に残るのは夕景です。夕映えの中、去っていく紋次郎の黒いシルエット……。ですから、TOKIさんが「夕映えの……」と名付けられたのは、ごく自然なことと思いました。

“紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

美しい夕焼けをさがすキジタロウは、実はTOKIさんそのものなのではないでしょうか?

これからのキジタロウの展開はいかに……。楽しみにしています。


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ありがとうございます

作品展にお越しいただきどうもありがとうございました😊 私は、ただぬいぐるみを作っているだけのしがないモノでありますが、堀川さんの写真はぬいぐるみに命を吹き込む作品ばかりです。今後ともよろしくお願いします(o^^o)

  • 20171028
  • 野原レンゲ ♦-
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Re: “紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

先日は私たちの展覧会まで、遠いところを足をお運びいただき、有難うございました。
また、ブログにも紹介してくださり、幸甚です。

紋次郎ファンの第一人者は、やっぱりお夕さんですよ。
紋次郎ワールドへの愛の深さなど、私の及ぶところではございません。

私は少年時代、市川崑劇場「木枯し紋次郎」の映像で、花鳥風月や富士山、大海原とは違う、普通の山里や棚田、そして夕景といった、日本の原風景の美しさに目覚めました。
そして、時間があればバイクでそういった場所を訪れてました。
気が付けば美大へ行き、アートの道に入り、野原レンゲさんのぬいぐるみを使って、そういった世界に軸足を置いた絵物語を作成するようになりました。

このキジタロウの衣装ですが、レンゲさんに紋次郎のDVDを何度も鑑賞してもらって作ってもらいました。
縞の合羽はどうやって止めているのか、彼女は留め具の有るシーンを発見し、同じものを作りました。

物語は、最初は私の好きな新三郎シリーズのオマージュにする予定でした。
主人公も、どこか陰のある虚無主義で行こうと考え、反面、人の心をつかめるよう、顔は可愛く作ってもらいました。
が、小さな相棒が登場することになって、紋次郎から「百鬼丸と どろろ」に方向チェンジ。
さらに、雀の顔が可愛らしいので、「宇宙少年ソランとチャッピー」へとさらに転換。
笛を吹く股旅猫と、踊り子の雀という設定になり、自称も「あっし」の予定が「おいら」になりました。

それでもストーリーの主軸は、笹沢作品から得たものを自分なりに消化し、「幼い頃に暮らした町を捜している。その手掛かりは、夕日がうつくしかったことだけ。そこへ行って、『あること』をしないと、自分は死にきれないと思っている。その目的とは何なのかは、お供の雀も知らない。」というものです。
お察しの通り、手首の三日月模様は、目的地を探す手掛かりになるものです。

撮影は、私自身が酔いしれるような、夕日の綺麗な場所を探して行っております。
お夕さんの地元へも、いつかお邪魔させていただきたいと思っております。

  • 20171028
  • TOKI ♦nhNJg39g
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Re: “紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

レンゲさま、コメントをいただきありがとうございます。
レンゲさんのぬいぐるみには、癒しの力があるように感じます。そのオーラと堀川さんの美学とが融合されて、作品が出来上がっているように思いました。
すばらしいです。
これからもご活躍をお祈りします。

  • 20171028
  • お夕 ♦wikz35BA
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Re: “紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

TOKIさま、コメントをいただきありがとうございます。
紋次郎ワールドをライフワークにされているなんて、ホントに羨ましい限りです。

私も紋次郎に出会ってからは、里山や人気のない寺社、山道、河原、湖岸、遠くの山並み等に胸が締め付けられるようになりました。
それも夕景となると、「キュン死」状態です(笑)。

「ソランとチャッピー」ですか。わかる、わかる!
リボンの騎士の「サファイアとチンク」なんかもどうですか?

生まれ育った地で『あること』をしないと、自分は死にきれない……うーん、どんなことなんでしょうねぇ。
私なんかは「生国は地獄にござんす」の忠七を連想したりしますが……。

どんな旅になるのか、楽しみにしていますね。

  • 20171028
  • お夕 ♦wikz35BA
  • URL
  • 編集 ]
Re: “紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

ネコ,とりわけ♂ネコには旅をする時期が必ずやってくるそうですが,このネコさんも果てない旅路を見据えているようですね.

同行のスズメさんと一緒で,楽しそうです.

  • 20171112
  • 寅さんのおにいちゃん ♦-
  • URL
  • 編集 ]
Re: “紋cafe”でいっぷく「夕映えのキジタロウ」

寅さんのおにいちゃん、コメントをいただきありがとうございます。

そうですね、決まってどこかに行ってなかなか帰ってこなかったのは雄ネコくんでした。
そして帰ってきたら、あちこち傷だらけだったりして……ネコの渡世もいろいろあったようです。

寅さんもどこの空の下、旅をしているんでしょうね。

  • 20171112
  • お夕 ♦wikz35BA
  • URL
  • 編集 ]
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