紋次郎気質

1972年、一世を風靡した中村敦夫演じる木枯し紋次郎。笹沢氏が生み出した紋次郎とを比較しながら、紋次郎の魅力に迫ります。

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「鬼平犯科帳よ、永遠に」

“紋cafe”でいっぷく「鬼平犯科帳よ、永遠に」

“紋cafe”でいっぷく「鬼平犯科帳よ、永遠に」
中村吉右衛門さんが鬼籍に入られた。77歳。歌舞伎役者として、また時代劇俳優として、必ず戻って来られると信じていただけに残念でならない。ご冥福をお祈りします。

私にとっての吉右衛門さんは長谷川平蔵……そう鬼平そのものなのである。

私が愛する時代劇ドラマは、「木枯し紋次郎」がダントツ一位であるのは言うまでもないが、「鬼平犯科帳」も相当好きである。ただ、この鬼平の魅力にはまったのはこの5~6年。リアルタイムの時は、あまり興味がなかった。紋次郎の対極にあるような主人公、人情味あふれる登場人物たち、予定調和のエンディング……敬遠していたのかもしれない。
しかし齢を重ねた今、なぜか鬼平の良さがじわじわと身に染みてくる。

「鬼平犯科帳」テレビに登場したのは1989年。昭和が平成にバトンタッチした年である。原作は池波正太郎氏。紋次郎のライバル番組だった「必殺仕掛人」の原作者でもある。
鬼平の番組に携わった美術監督は西岡善信氏。紋次郎の生みの親の「映像京都」を立ち上げた人である。そして、紋次郎と同じく制作はフジテレビである。当時は紋次郎と鬼平に共通点があるとは思っていなかったのだが、美術が西岡さんである。さすがにリアルな作り込みである。

鬼平の人柄に惚れこむファンは多かっただろう。私の推測では、男が男に惚れるパターンではないかと思う。特にミドルエイジの男性にとっては、憧れのヒーローだろう。私はおじさんではないが(もうこの齢になるとボーダーレスではあるが……笑)、鬼平は「頼れる上司」として憧れる。こんな上司のもとであれば、身を粉にして働くだろう。

吉右衛門さんの鬼平は、強くて豪胆で粋で茶目っ気があって、原作にはない魅力があった。

“紋cafe”でいっぷく「鬼平犯科帳よ、永遠に」

その「鬼平犯科帳」が甦る。2023年に撮影が始まり、2024年5月の映画公開と並行して、連続シリーズも配信予定だという。
そして令和の鬼平は「松本幸四郎さん」。吉右衛門さんの甥にあたる。幸四郎さん、いつまでも若い若いと思っていたが、もう48歳。吉右衛門さんが初めて演じられた齢を超えていらっしゃる。放映されるのが楽しみである。

幸四郎さんが演じる令和の鬼平は、どんなキャラクターになるのだろう。見た目からしてスタイリッシュな……アニメの「鬼平」に寄せてくるような姿になるのではないだろうか?おまさは?粂八は?伊左次は?彦十のとっつぁんは?キャスティングを考えるのも楽しみの一つである。

令和の鬼平、梅安……とくると、やはり紋次郎も……と期待してしまうが、こちらのキャスティングは、桁違いに難しいところだ。正月は、キャスティングを肴に熱燗を楽しもうかなと思う。


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